【わかりやすく解説】 自作PCのマザーボードの役割は?選び方も紹介

PCパーツ解説

自作PCを検討している方は、マザーボードという言葉を聞いたことがあると思います。

自作PCと聞くと、CPUやGPUに目が行きがちですが、マザーボードが無いと、PCを組付ける事すらできません。

また、マザーボードにも種類があり、購入時に選び方を失敗すると、CPUが取り付かなかったり、ケースに入らないという事態になりかねません。

そうならない為に、この記事では、マザーボードの役割、マザーボードを選ぶ際に重要なポイントを書いています。

記事の最後には、予算10万円で作れる自作PCを紹介しています。気になった方はぜひ、そちらの記事もご覧ください。

マザーボードとは

マザーボードとは、簡単に言うとプリント基板のことです。

パソコンの中心となり、よくM/B、マザボなどと略されることがあります。

自作PCに限らず、冷蔵庫やエアコンなどの家電には必ずプリント基板が搭載されており、全ての電子部品はこのマザーボードに取りつけることで、性能を発揮しています。

では、ゲーミングPCにおいて、マザーボードはどんな役割をしているのかを具体的に見ていきましょう。

ゲーミングPCにおける、マザーボードの役割をカンタン解説

マザーボードは、PCパーツに電気を供給し、各PCパーツの情報に互換性を持たせる役割があります。

CPUやGPUだけあっても、動作させることは出来ません。マザーボードを通すことで、動作させることが出来るのです。

そんなマザーボードですが、一体何が取り付くのか気になりませんか?

マザーボードに取り付く主なPCパーツを一覧にしましたので紹介します。

マザーボードに取り付くPCパーツ

  • CPU&クーラー
  • GPU
  • メモリ
  • ストレージ
  • 電源ユニット

その他、マウスやキーボード、ヘッドセットなどのPC周辺機器もマザーボードに接続されます。

先ほども紹介しましたが、マザーボードがあることで動作を可能にしています。例えば、マウスを使ってカーソルを移動させたり、キーボードで入力した文字がモニターに表示できるのはマザーボードがあるからなのです。

【選び方を紹介】マザーボードのスペックで大事なのは2か所

マザーボードを選ぶ際に重要なのは以下の2か所です。

  • CPUソケット規格
  • マザーボードのサイズ

CPUソケット規格

CPUソケット規格とは、CPUとマザーボードをつなぐ箇所の規格を言います。

CPUの大手メーカーにはインテルとAMDの2社があり、どちらを使うかによって、マザーボードも変わってくる為、選び方としてはCPUを選んでから、それに対応するマザーボードを選ぶと良いですよ。

CPUの規格の見分け方としては、インテルであれば【LGA1700】、AMDであれば【Socket AM4】という風に、ソケット形状の表記が必ずあるので、そちらを確認しましょう。

CPUが決まりましたら、マザーボードを探し、CPUソケットがCPUの規格と同じものを選ぶと失敗しません。

規格が違うとそもそも取り付けれないので、注意してください。

マザーボードのサイズ

マザーボードのサイズには3種類あります。

  • ATX(305mm×244mm):拡張性が高く、オーバークロック向き
  • MicroATX(244mm×244mm):一般的なPC向け
  • Mini-ITX(170mm×170mm):小型PC向け

ゲーミングPCを作るのであれば、ATXがおすすめです。

PCパーツを随時追加していくこともあるので、拡張性があるに越したことはありません。

また、マザーボードのサイズによって、ケースのサイズが変わってきますので、マザーボードのサイズを決めた後にケースを選ぶと、ケースが合わなかったなどの失敗は無くなります。

規格に合ったマザーボードを選んで、ゲーミングPCを組立て見よう!

マザーボードはPCパーツの中で、あまり目立っていない存在ですが、実は一番重要だということがわかって頂けたでしょうか。

初めてゲーミングPCを作ろうとしている方に、パーツの選定から考えることは中々難しいことだと思います。

そんな方に向けて、予算10万円で作れる自作PCの全パーツを紹介している記事もあるので気になった方はそちらもぜひご覧ください。

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