
ゲーミングPCを購入したら、別途PC周辺機器を購入する必要があります。
その中でもマウスやキーボード以上に重要なのがゲーミングモニターです。
せっかく、高いゲーミングPCを使っていても、ゲーミングモニターが性能に追いついていないと、本来の性能を活かしきれません。
しかし、ゲーミングモニターは高価な商品ですので、中には、安いゲーミングモニターで済ませようという方もいると思います。
結論から言わせてもらうと、しっかりゲームをしたい方は、240Hz(1秒間に240回、画面が切り替わる)以上の性能を持ったゲーミングモニターを買うべきです。
ただ、いきなり240Hz以上と言ってもゲーミングPC初心者の方は「なぜ、240Hz以上のゲーミングモニターなんだろう?」と疑問が出てくると思います。
そこで、この記事では、実際に自分が半年間使っている、240Hzのゲーミングモニターと60Hzのゲーミングモニターで、どれくらいの性能差があるのかを紹介していきます。
他にも、なぜこのゲーミングモニターにしたのか、購入の決め手、実際の使用感も書いているので、ぜひ最後までご覧ください。
fpsとHzの意味は違う?カンタン解説
ゲーミングモニターの紹介をする前に、みなさんに知っておいて頂きたい言葉があります。
fps(フレームレート)とHz(リフレッシュレート)です。どちらも1秒間に表示される画像の枚数を表していますが、根本的に意味が違います。
fpsはPCからモニターに出力される画像の枚数、Hzはモニターから自分たちの目に入る枚数です。
ここで注意したいのが、240fpsをPCから出力した時に、60Hzのモニターだと、60Hzしか出力出来ないことです。(60fpsをPCから出力した時、240Hzのモニターだと、60Hzしか出力しません。)
PC、モニターの性能を比べたときに、低い方の性能が自分たちの目に出力されることを覚えておきましょう。
このような関係性があるので、ゲーミングPCを買った時は、同じぐらいの性能を持つモニターを買う必要があります。
【240Hzと60Hzはどう違うの?】ゲーミングモニター比較してみた
モニターの性能が違うと、どれくらい見え方が変わるのか、240Hzと60Hzモニターを使って紹介していきます。
今回は自分が使っている240Hzモニター【Acer Nitro VG252Q】と、今はサブモニターとして使っている、60Hzモニター【ASUS VZ239HR】を動画を使って比較していきます。
まずは下のAPEXのプレイ比較動画を動画をご覧ください。【音が出るのでご注意ください】
動画だとほとんど同じように見えますが、実際に使ってみると、エイム(的に標準を合わせる動き)のしやすさが段違いです。
240Hz出るかどうかで、APEXなどの動きが激しく、且つ、エイムが求められるゲームは顕著に性能差が出てきます。
記事の後半でも書いていますが、60Hzから240Hzに変えたときの感動は今でも忘れられません。「こんなにも滑らかさが違うのか」と驚いてばかりでした。
動きが滑らかだと、自分が思った通りに動いてくれる為、0.1秒の違いで勝敗が決まるゲームでは、モニターの性能は高ければ高い方が良いです。
240Hzゲーミングモニターのメリット・デメリット
60Hzモニターと比べて、240Hzモニターの性能の高さはわかったと思います。
ただ、良いことばかりでなく、240Hzモニターにもデメリットはあります。ここでは、240Hzモニターのメリット・デメリットを明確にしていきます。
自分が対象になりそうなデメリットがあるか確認していきましょう。
- 圧倒的な映像の滑らかさ
- エイムを合わせやすい
- 戦う前から有利な状況に立っている
- 値段が高い
- PCの性能も求められる
値段が高い
60Hzモニターであれば、1万円~2万円ぐらいあれば購入出来ますが、240Hzモニターを買おうと思うと5万円~6万円ぐらい必要になります。決して安い買い物では無いですし、ゲーミングPCのことも考えると、出費は増大します。
金銭的に余裕がない方は、144Hzモニター(3万~4万円ぐらい)を購入することをおすすめします。
PCの性能も求められる
ゲーミングモニターを購入する前に、ゲーミングPCを購入していると思いますが、そもそもゲーミングPCの性能が低いと240Hzモニターを購入しても意味がありません。(240Hz出力出来ない)
ゲーミングPCの性能が低くても、ゲームの画質設定、テクスチャ等の軽量化をすることで、240Hz出せる場合もありますが、基本的にPCのスペック=ゲーミングモニターの映像出力、になることを覚えておきましょう。
自分が購入した240Hzゲーミングモニターを紹介

ここからは、実際に自分が半年間使っているゲーミングモニター【Acer Nitro VG252Q】の紹介をしていきます。なぜ、このゲーミングモニターにしたのか、半年間使ってみた感想を書いているので、240Hzモニター購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
なぜ、このゲーミングモニターにしたのか
自分がゲーミングモニターを購入するときに、絶対に妥協出来ないと考えていた点が3つあるので紹介します。
リフレッシュレート:240Hz以上
応答速度:1ms以下
画面サイズ:24.5インチ以上
応答速度とは、映像の色が移り変わる(白→黒→白)のに必要な時間を表していて、応答速度が遅いと、素早い画面切り替え時に映像がぼやけて見えたりします。
そして、【Acer Nitro VG252Q】の性能が以下の通りです。
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 0.5ms |
画面サイズ | 24.5インチ |
解像度 | 1920×1080 |
パネルタイプ | IPS |
入力端子 | HDMI 2.0×2、DisplayPort v1.2×1 |
応答速度0.5msと申し分ない速度、解像度は4K映像を見るつもりはなかったので、1920×1080のフルHDで十分と判断しました。それでいて、価格は約5万円だった為「コスパ良すぎ!」と思い、購入しました。
5万円で、リフレッシュレート240Hz、応答速度0.5msの性能をしたゲーミングモニターはほとんどないので、得な買い物が出来たな思っています。
半年間使ってみた感想

このモニターを使って半年ほど経ちますが、不満無く使用することが出来ています。
ドット欠けも無く、240Hzしっかり出ています。24.5インチと少し大きめのモニターサイズにしたことで、動画視聴も問題なく出来て、個人的に満足な商品です。
実際にゲームをプレイしてみた感想を2つ挙げましたのでご覧ください。
60Hz→240Hzにした時の滑らかさはホントに驚く
元々60Hzモニターでゲームをしていたので、240Hzにした時の映像の滑らかさはホントに驚きました。
試しに240Hzモニターから60Hzモニターに戻すと、映像がカクカクしているなと感じてしまいました。
視点を高速で動かしても、周りの風景や的がぼやけることなく、映像についてきているのは応答速度0.5msだからこそ出来ることだなと使っていて感じました。
ゲームをしていて、撃ち合いに強くなった
APEXをしていますが、1対1の撃ち合いに勝てる場面が増えました。エイムを合わせる際に、自分が思っている位置で止まってくれるので、初弾を素早く当てることが出来、また、敵の動きに合わせてエイムを合わせるトラッキングエイムも映像が滑らかな為、エイムを追従させやすいです。
APEXの話になりますが、これまで、ハンマー(1試合で2000dmg以上取ると貰える称号)を持っていませんでしたが、モニターを変えて1か月ぐらい経った時にハンマーを取得することが出来ました。
個人の技量が上がったことも有りますが、60Hzモニターを使い続けていても、ハンマー取得には至らなかったと思います。
また、ゲームは勝てるようになってからが楽しいですし、面白いです。勝てる確率を少しでも上げる為に、皆さんも購入を検討してみてはどうでしょうか。
ゲームを本気で取り組みたいなら240Hz出るゲーミングモニターを購入しよう!
ここまで、240Hzモニターについて紹介してきましたが、どんな方におすすめしたいかを最後にまとめましたので、ご覧ください。
- 本気でゲームをやってみたい方
- 1対1の撃ち合いで勝てなくなったなと感じる方
- 高スペックなゲーミングPCを持ってるけど、モニターは60Hzという方
ゲーミングモニターは決して安い買い物ではありません。
240Hz出るモニターを購入したいけど、種類が多すぎてわからないという方は、ぜひこの記事で紹介した【Acer Nitro VG252Q】を購入してみてはどうでしょうか。
半年間つかっていますが、不満無く使えていますし、これからもメインモニターとして使っていく予定です。
映像の滑らかさは実際に使ってみないと、わからない部分ですが、ホントに驚くと思います。
ぜひ、240Hzモニターを購入して、より高いレベルでゲームをプレイしてみませんか。
また、下の記事では、僕が実際に使っているマウス、キーボード、ヘッドセット、モニターを紹介した記事になります。ゲーム環境を整える際の1つの基準になると思うので、気になる方はぜひご覧ください。
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